9月25日開催、“HAWK ANARCHY 5th single 774座流星群Release Party”

今年都内を中心に精力的に活動し頭角を現してきたHAWK ANARCHY。CLUB251にて9月25日に行われる774座流星群リリースイベント、そして12月21日に行われるツアーファイナルに向けメンバーの皆さんにお話を伺いました。

―― HAWK ANARCHYの皆さんに来ていただいております。よろしくお願いします。
BaN:Vo. BaNっていいますよろしくお願いします!
Jampan:Ba.Jampanです!
MICHIO:Gt/Cho. MICHIOです。お願いします。
UbU:Dr.UbUです。お願いします。

―― まず、どうやってバンドが結成されたのかとバンド名の由来を伺わせてください。
BaN:同じ中学高校の同級生4人で結成されてるバンドで、全員サッカー部だったんです よ。中学3年間ぐらいはずっと一緒にサッカーを頑張ってたんです。そんなに強いわけ じゃなかったんですけどね(笑)。 うちの学校ですごいロックバンドが流行った時期があって、元々そんなにロックが流行っ てる学校ではなかったし、軽音部とかもなかったんですけど、MICHIOとJamの3人と、あ と他にもちらほらまだメンバーがいたんですけど、それでバンド組もうって話になったん です。最初7人ぐらいで、なんか集まってやろうかみたいな話をしてて、でも全然本当に 話の進まない人たちばっかだったから、これは本当にちゃんとやりたい人で絞って、本格 的にやっていきたいよねって話をして最終的に残ったのがこの3人だったんですよ。でも ドラムがいない、どうしようってなって、UbUがあの当時、太鼓の達人が上手だったんで すよ。それを知ってたから、あいつドラム叩けんじゃないみたいな感じで声をかけ二つ返 事でいいよって言ってくれて、そこでこの4人で結成されて、中三の最後の最後らへん、 それこそだからもう部活引退して、何も今はやることないねみたいなときに、組んで、 そっから高校もサッカーやりつつ3年間ずっとバンド活動もやってきたんですよね。寮が ある学校だったんですけど、6時半とかに夕食を食べ終わってからもう寝るまでやること ないから、もう4人でひたすら歩きながら話したり、学校の楽器庫っていうなんかスタジ オみたいなところで、毎晩練習してました。学園祭みたいなのが、1学期に1回ずつあった ので、そこで発表するために最初はみんなで練習してて、毎日毎晩、みんなでやってたっ ていうところから、今まで続いてるって感じですね。 それが中三ぐらい。その後、高校出てから1年間はみんなでお金貯めたりとか、そもそも オリジナル曲が全然なかったので、自分たちで作って録音して音源化してっていうのを ずっとやりました。卒業して2年目で、ReGに出させてもらって、外のライブハウスでも 結構出るようになって今1年半ぐらいです。 バンド名の由来は、まず最初に僕がバンド名に何か動物の名前を入れたいなってすごい 思ってて、そこで鷹がやっぱ自由でかっこいいし、優雅だとか、強さ、自由みたいなそう いう意味のものがあって、ANARCHY は無秩序状態みたいな、何も縛られてない状態って いうところで、僕らはそういう鷹みたいに何も縛られない音楽をやりたいっていうところ から、このバンド名がつきました!

―― 今回、アルバムをリリースということですがアルバムについて聞かせてください。
BaN:アルバムのタイトルは、宇宙侵略紀行といいます。宇宙を侵略しに行こうというこ とで(笑)宇宙めがけてじゃないですけど、もっと広い視野で、いろんなところに発信していきたいっていうのも込めて!基本的に曲はMICHIOが全部作って、作詞は僕がやって、 他のメンバーは自分のパートっていうところなんですけど。今回いろんな曲が入っている 中で、4曲ぐらい今までやっていた曲も入ってるんすよ。それも含めて全部アレンジを変え て作り直してます。今MICHIOがアレンジ中で、まだ終わってなくて、これからどうなっ ていくのかってところもあるんですけど!
MICHIO:基本的にサウンドは結構多いバンドなんで、ある程度デモで固めた状態を、メ ンバーに送って、戻ってきたやつをもう1回手直ししてベースドラムは確定して、それをレ コーディングし終わって、それが戻ってくるじゃないすか。そっからもう1回アレンジす るっていう感じですね。ちょっと変な感じかもしれないけど、去年1年間で曲を作ったり ライブをしたりして、ライブで盛り上がる曲が欲しいなとか、落とす曲も欲しいねとかそ ういうところまでちゃんとみんなで考えて、アルバム構成とかまで考えて、作れてるって のがやっぱ今回は1個違うとこかなと思ってます。今まで出してきた曲よりも、自分たち がやりたい曲っていうのを、曲だとか、こういう世界観でいきたいとかこういうライブが したいみたいなのがちょっとずつ固まってきて、このアルバムを自分たちの新しいスタイ ルとして、このファンの人にも、これがHAWK ANARCHY っていうふうに思ってほしい し、この曲を聞いてライブに来てほしいっていうところと、自分たちに合ったスタイルみ たいなのがたくさん入ってるって感じですかね。

―― この1年半の集大成になりそうですね。
MICHIO:今年の2月からツアーをしたんですけど、その時リリースしたアルバムはちゃん と考えて作ったわけじゃなくて、なんか結構既存の曲を寄せ集めたミニアルバムみたいな 感じで、、、手応えがなかったじゃないすけど。やっぱ曲が曲だったんで、もっとこうし たいなっていう部分が多くて、僕はそのツアーファイナル終わった後に絶対アルバムもう1 回作り直して、東名阪周りたいっていう気持ちがすごいあったんで、それを結構メンバー に言って、強制的にアルバムを作りました。 BaN:いやいや同意の上で一致団結してますよ(笑) アルバムのリリースは10月下旬予定でその後に、11月29日が京都、30日が大阪。12月7日 が静岡で8日が名古屋と周って、12/21に251にてツアーファイナルです!

―― メンバーで喧嘩とかしたりしますか?
BaN:しないっすね。これからするかもしれないっす(笑)でもみんなで製作してるから、 やっぱりここは俺はこうしたいとか、ここは俺はこうした方がいいと思うって話はやっぱ りどうしても出てくるし、意見のぶつかり合いじゃないですけど、相違というか、やっぱ 好みの話になってくるから、俺はこっちがいいと思うけどこっちがいいみたいな話になっ て、最終的にはやっぱり曲を作ってるのはMICHIOだし、歌詞を作ってるのは僕だし、 それぞれのパートにそれぞれの役割があるから、自分の意見は言うけど、最終的には本人 に任せる。だからMICHIOからデモが送られてきたときに、みんなそれぞれここはもう ちょっとこうしてみたらとか、ここの音がちょっと大きいんじゃないとか言うけど、最終 的に決めるのはMICHIOに任せてるし、そこに文句は言わないって決めてます。
Jampan:なんか結局、中学生の頃からずっと一緒にいるってのもあって、喧嘩っていう よりは、ちゃんと駄目なとこは言ってもらえるから、ビジネスフレンドじゃなく、友達と して気持ちよくできてます。何か言うとこは言って、受け止めるとこは受け止めて、お互 いのことがわかってるから上手くいってます!
MICHIO:気は使わないからね。やっぱり知らない人と、バンドで組もうって言って集 まってってなると、やっぱりちょっとずつ「これ言ったらこう思われるかな」みたいなの があるけど、友達だから逆にそういうのは生まれるところもあるけど、そこの中でしっか り言い合えるところは言えてるかなっていうところありますね。

―― 十二、三歳から一緒なんですね…最初のライブは覚えてますか?
MICHIO:初ライブはReGでした。僕が音楽系の大学行ってて、そこの友達が結構出て て、僕個人的にその店長さんにDM送って、出演したいですってことを言ったら、出させ てもらったっていう感じです。僕ら音楽的にも変わったし、ライブのスタイルも、俺は めっちゃ見た目も変わったんすよ!やっぱりなんかウルフヘアーで、なんかめっちゃラウ ド系の怖いバンドマンみたいな感じになっちゃって、何かそういうのを目指してたんすけ ど、なんかかっこいい系は向いてない、俺らかっこつけてもかっこよくないなっていうの に気づいてやめたんすよ。(笑)初ライブはめっちゃかっこつけました。もうめちゃくちゃ かっこつけてて、お客さんも友達40人ぐらい来てくれてやったるぜみたいな感じでやっ て。
BaN:いや、すげえ忘れらんないのが、僕の歌い出しが1曲目スタートだったんですよ。 それで歌いながら後ろで音が鳴るっていうので、手震えちゃって、すげえ後から友達に言 われましたね。やばかったねみたいな(笑)
MICHIO:なんか、そっちの緊張もありつつ、その会場の緊張もあったし、ファーストシ ングル出して、おらついてたんで、そんな感じで、、、でもなんかみんなびびってる感じ じゃなかった気するけどね。
Jampan:めっちゃ言われた俺、緊張してたねって
BaN:ジャムは最初めっちゃ固かったよね。

―― 方向性とかは変わりましたか?
MICHIO:すごく最近になってやっと、よさができてきたかなって感じです。僕がすごい 影響されやすい人間なんで、いいと思ったものをすぐに落とし込むっていうのがあって、 ラウドっぽいのがちょっと僕は好きなんですけど、最近は方向転換して、割とポップな J- POP じゃないけど、そういう王道にしていきたいなっていう感じで、その思いを込めた アルバムでツアーが初めてできるっていう感じですね。

―― いろんなものを取り入れてっていうのすごくいいですね。
BaN:そうですね。確かにバンドの特色として結構同じような曲が少ないというか、結構良くも悪くもいろんなジャンルの曲を今まで作ってきて、自分たちのあってるジャン ルってどれなんだろうねっていうか、自分たちらしさみたいなのはどこから出るかなって いうのをずっと話して考えてて。最終的に俺たちらしいなっていうところに落とし込めるのかっていうのが課題だったんですけど、それは多分これからやっていくうちにもまたど んどん変わっていくところもあるだろうし、でも芯みたいなところを残しつつ、そこの芯 みたいな部分は、ちょっとずつ定まってきたんじゃないかっていうところがあるかな。最 近のライブでも手応えが感じられるライブがあったり、また課題が多いところがあった りっていうのがいろいろありますけど、楽しめてます!というか、やりたいことができる ようにちょっとずつなってきてんじゃないかなって思ってます。
Jampan:何かMICHIOが、その影響されやすいってのもあるけど、やっぱBaNが色んな表 現が上手いボーカルだから、パンクな激しいのもいけるし、透き通ったクリーンなのもい けるっていうところを、MICHIOの作る音楽と、最近かみ合ってきたってきたなって。

―― BaN君はミュージカルやってたんですよね?個人的にはワンマンとかでミュージカルっぽい曲とかみてみたいです !
BaN:ちょっと自分の中ですごい野望があるんですけど、ロックミュージカルっていうの があるんですよ。「レント」とか、有名なところでいうと。いつか僕HAWK ANARCHY が でかくなって、ロックミュージカルの曲作って、役者を自分たちでキャスティングして、 1本作ったらめっちゃ面白いなと思って。そんな野望がありますね。それこそ、僕が通っ ていたミュージカルの学校で一緒だった、ミュージカルだったりとか俳優の道に進んでる 友達に MV に出てもらったりとかもして、この間も一緒に作品作ったりしてそういう繋が りがこれからもいろいろ増えてったら、違うジャンルだけど、表現というところでは繋 がってるみたいなことも、これからどんどんできたら面白いなって!

―― 9月25日の251での企画を意気込みをちょっとお願いしてもいいですか。
MICHIO:このインタビューが終わってからもリハに行くんですけど、セットリストを、 みんなでめちゃくちゃ考えて、どうしようかどうしようかって考えながら組んだセットリ ストで、その曲たちをしっかり形に、ライブって一つのストーリーだと思うので、そこを どう組み立てるかをしっかり考えて、挑みたいなって思ってます!今回の新曲が、僕は好 きというか、すごい広がってほしいというか、これからどんどんHAWK ANARCHYを引っ 張ってってくれるような曲になってくれると思うので、その企画ライブということで、め ちゃくちゃ気合い入れて挑みたいなと思ってます! でも、気合入れすぎると、結構コケがちなので、いい感じに肩の力を抜きつつやりたいで す!僕らマジで何か対バンとか結構良い日とかで、絶対頑張ろうみたいな感じで行くと、 大体失敗するっていう(笑)
BaN:企画に出てもらうバンドもすごい信頼してるバンドしかいないし今度初めましての 人たちもすごいいい人たちで、自信を持って、うちのファンの人にもおすすめできるし、 逆に僕らも負けないように頑張りたいっていうところで、いい緊張感を持ちつつ、しっか り準備したいと思ってます。そんで、そこから東京を含めてツアーは、東京京都大阪静岡 名古屋5ヶ所回って最後12月に、ファイナル!これはソールドさせたいですね。 そしてライブも大事ですけど、他の部分もすごい大事だなって感じていて、自分たちを世 の中に発信していくこととか、他にもできる部分があると思うので、そういうところも力 入れて頑張ってこうって話をしてます。12月21日のそのファイナルまでには、本当にできることをしっかり全部やったって言える ライブをしたいですね。今年はやりきったぞっていう、集大成じゃないですけど胸を張れ るようなステージにできたらなと思います。 何より、新しいアルバムをしっかり形にして、ツアーやりながらも、自分たち新しいアル バムの曲から多くライブをしていくと思うので、その曲のライブでの見せ方だったりと か、伝えたい言葉の伝え方とか音色とかフレーズの伝え方をしっかり探求しつつ最終的に それの終着点を12月21日のその企画のところに持っていけたらいいなと思っております。

―― 251に初めて出たときのことは覚えてますか?
MICHIO:UbUと2人で見に行ったことがあって、、、行ったらめちゃくちゃ好きで、もうなんか入口もかわいいし、広いしここでやりたいねって話を、ちょうど今年の4月とか5月 ぐらいにしてて、僕が一番出たいぐらいに思ってました。そしたらたまたま、ご依頼をい ただいて、それがめちゃくちゃ嬉しくて、いざ出させてもらったら、照明がめちゃくちゃ かっこいいし、ステージも大きいから気持ちよかったし、打ち上げでたくさんの同世代と盛り上がれて最高でした!!

―― 対バンしたい方はいますか?
MICHIO:同世代でも結構繋がりができてきていて、それこそNew Age Coreとか、WTRWRKSと かってバンドは、同い年とか1個上ぐらいの世代なんすけど、お互いでかくなって、 フィーチャリングとかしたいし、そういう今来てる人たちが全員、一緒に上に上がれたら いいなって思ってて。

―― バンドとしての目標はありますか?
MICHIO:武道館でやりたいとかではないっすね。なんかいろんな人に聞いてもらいた いってのが一番だよね。でも大きい箱でやりたいけど、それが目標ではないです!自分た ちがやりたいと思ったことが、できる力が欲しいんですけど、例えばさっきのミュージカ ルのロックミュージカルとかもそうですし、何かこれおもろいなってことが結構自由にで きるぐらいの存在になりたいな。僕個人的には、海外とか行きたいんですよ。藤井風じゃ ないすけど、バンドでありつつ、うん。アーティスト、なんすかね。誰もやってないこと をやりたい!
BaN:そうそう。目標がこれ1個ってのがないよね。なんか結構バンドで今までいろいろ 方向的に話してても、なんか普通のバンドと、このままだと、同じ道を行っちゃうよねっ て言って結構そらすことが多いというか、ただいろんな今のバンドシーンの何だろう、 ルーティーンじゃないですけど、こういう道を、道筋を通ってっていうのがやっぱりある と思うんですけど、やっぱそこだけに縛られないっていうか、自分たちのやりたいことは しっかり自分たちでこれからもやっていきたいしそれは数字がついてきてだったりとか、 大人の事務所に入るとかそういうことになっても変えずに、しっかりそこは持っていた い!僕らが楽しんでることとか、僕らが作り出して発信してるものを、うん、いいねって 一緒に楽しんでくれる人が増えてほしいなって!
Jampan:そうだね。ライブも作る音楽も、めっちゃいいと思ってるし、かっこいいと 思って楽しいと思ってるものをライブで一緒に楽しもうよっていうスタンスでやってるか らそれがもっと大きい規模でできるように、それが音楽じゃなくても、例えば何か動画だったり、なんか多分、食べ物だか演劇だかわかんないけどそういう多岐なジャンルで、 僕らが出して発信していくものがみんないいな、みんなに担ってもらって、リアクション がもらえるように、だからそういう意味で言うと確かに武道館が一番目標ですとかいう感 じではないのか。とりあえず今までにないバンド!

―― 最後に一言お願いします。
一同:改めて本当に30周年おめでとうございます! 251周年記念まで僕らも元気におじいちゃんします!まだまだお世話になります! ファンと一緒に僕たちも大きくなっていけたらと思っております。今後ともよろしくお願 いします。

2023.09.21.wed

“HAWK ANARCHY 5th single 774座流星群Release Party”

出演:HAWK ANARCHY/Busted weathercoks/HiNAGE4/Rebrain/チルブレイン/Julia.echoes


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